一戸建ての家を持った時、その玄関先など屋外には必ず表札を付けると思います。
それはそこで生活している人のためでもありますが、圧倒的に訪問者のための物としてあるはずです。名前を印した表札があるおかげで、来た人が間違うことなくその家をたずねることが出来ます。ところで、表札とよく似た性質を持っているものとして思いつくものと言えば、銘板(めいばん)があるかもしれません。家の中など、生活をする空間の中ではそれを取り付けたりはしませんが、例えば建物などの屋外にはこれが付けられていたりします。
歴史のある建物だと、その旨を記した銘板が取り付けられていることが多いです。それがあるおかげで訪問者が見に来たり、記念にということで写真に撮ることもあるでしょう。そういった役割も果たします。ですが、銘板は建物だけではなく、機械の製造番号や製造年、その他性能を示す値や製造した会社名などを記したものもあります。それに機械を操作するボタンなどに、それが何の機能なのか、用途を記したものもその名前で呼ばれることがあるのです。こちらは使う人のためだけにあります。
さて、銘板は色々な素材で作られます。例えば、アルミやステンレスなどの金属製のものを始め、アクリル製のものもありますし、さらにはガラスや木材といった素材で作られているものもあります。屋外に設置する場合は、直射日光が当たったり、雨が振りつけたりもするので、丈夫な素材を使った方がいいかもしれません。最後に日常生活と銘板との接点はほとんど無いとですが、ひとたび屋外に出ると色々と見つけることが出来るかもしれません。