エアコンを室内に設置した時、室外機が真後ろの屋外にあれば配管がまったく見えないように出来ます。
しかし室外機を近くに置ける環境ではなく離れた場所に置いている場合は、配管がむき出しのままで室内を横断することになり非常に見栄えが悪く配管自体に埃が積もって劣化しやすくもなります。エアコンの配管を見えないようにする配線ダクトはホームセンターで販売されているアイテムを用いることで容易に設置することが可能です。用意するものは配管・配線コーナーで販売されているモールと呼ばれるレーンで、真ん中が空洞になっており中に配管を収納することが出来ます。
様々な太さのものがあるので、購入前に配管まわりの採寸をしてから購入してください。配線ダクトは硬質プラスチック製なのでご自身でカットをするのは難しいですが、ホームセンターでは必要なサイズのカットも行ってくれます。取り付け方法も容易で、配線ダクトに10cm間隔で開けられているネジ穴内にネジを差し込んでいけば完成です。
この時はドライバーが必要で、壁によっては差し込めないこともありますがそういう時は粘着質が強い工業用の両面テープを用いると設置が出来ます。あとは上からカバーを被せれば配管は見えなくなり見栄えも良くなって完成です。DIYで容易に行える配線ダクトの設置ですが、行う際は脚立にのぼって高所作業になるので転倒しないように十分に注意をしてください。もしご自身で行うのが難しいと感じたら、電気工事会社に依頼をしましょう。