パソコンをはじめ、ゲーム機やテレビ・レコーダーなど家庭機器の中でインターネット接続が出来るものはたくさんあります。

ネットワークに繋がなくても使用出来ますが、繋ぐことで本来の性能を発揮するものが多いので可能な限り繋いでおきたいものです。モデムの近くにすべての機器が集っていれば短いlanケーブルでも事足りますが、ほとんどのご家庭では離れた場所に家電を設置していることでしょう。戸建て住宅だと2階・3階とさらに遠い場所に置くと、20m以上の長いlanケーブルが必要になります。lanケーブルはその特性上、15m以上の長さになると大幅な通信速度の低下が生じます。

昨今の光回線だと最大で1GMbpsの速度がありますが、20mのケーブルを使うとその1/3程度に速度しか出せません。しかし、長いケーブルでも本来の速度を維持したまま利用できる注目の製品が、2018年5月に発売されて話題になりました。その製品とは「ブースターハブ」というもので、手のひらよりも小さい本体内に増幅装置が備わっている配線ハブです。

この「ブースターハブ」が注目された理由は、最大で50mのlanケーブルを使用しても通信速度が減速しなかったからです。このアイテムを使う事で、離れた場所でもストリーミング配信の映画で遅延が起きるというトラブルは解消されるので利便性の高いものと呼べるでしょう。一般家庭だけでなく、医療現場や産業現場からも注目されているアイテムです。

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