銘板とは何かご存知でしょうか。
銘板は設備機器や電化製品などの製品名や製品番号、製造年月日などが記されているもので、修理やメンテナンスを行う時に必要になる情報が記載してあるプレートのようなものです。室内で使うものよりも屋外で使うものの方が耐久性が求められる、耐候性が高いものは生活に影響を与えないなどのメリットを持ちます。
風呂釜に接続が行われている給湯器は10年が寿命と言われています。長年生活に快適さを与えてくれた給湯器も年数が経過すると部品の劣化などにより交換が必要になって来ます。給湯器は屋外に設置が行われる設備などからも、銘板は耐候性が高いものが求められます。太陽の紫外線や熱、風や雨などの自然からの攻撃を受けやすい屋外ですから、10年などの長期間でも記載してある内容をはっきりと確認できることが求められるわけです。10年はあくまでも目安であり、中には寿命が長くなる製品もあります。
交換せずに修理で使えるのであれば生活費にも影響を与えることはありません。銘板に記されている製品番号は修理を行う時に必要な情報です。設備機器は定期的に設計変更を行い、以前よりも改良されたものが出回ることになる、この設計変更がどのように行われているのかを知ることができるが製品番号です。番号を見て修理用のマニュアルに記載してある内容と照らし合わせて修理を行うため、こうした情報がしっかりと読み取れるような銘板になっていることが求められます。