銘板を日当たり良好な屋外に置いておくと、太陽光の紫外線で変色することがあります。
対候性ということに限っては銘板は適切な材料を選んで使用することが必要になります。銘板とは、小型の平板に仕様を表示したもので建築物の定礎などにはめ込んで使用します。したがって、変色するような材料では、生活に影響を及ぼすこともあるので強度と対候性があることが条件になるのです。機械などの銘板では、仕様をはっきり明記することで案内版や産業用機器の型式・用途など生活に直結する情報を記入しておきます。
この内容が変色して見えなくなることは通常生活ではあってはならないことです。素材としては、アクリル・ステンレス・パネル・オフセット印刷などで印刷される印刷銘板や薬品を利用して文字やライン部分を腐食させるエッチングによって明示するものもあります。20年以上屋外に置いても劣化しないものはあるのでしょうか。屋外に放置するということは、紫外線に強くないと文字が変色して見えなくなってしまいます。
いかに文字を長く読める状態で保存できるかが大切です。屋外用シートのトップメーカーの耐用シートの耐用年数５年から７年と言われています。素材によって違いますが３年から５年が耐用年数です。ただし、素材によって耐用年数は変わってくるのです。ステンレス製のものはアルミやアクリルに比べて錆や反りに強いので対候性も長くなります。紫外線の影響も他の素材に比べて強いと言われています。